昨日は、新しくなった○里病院に、
恐ろしく厳重な金属チェックをうけた後、MRIをとりにいきました。
脳動脈瘤があるために、血圧は低くしておきたいんですが、
ここのところ、血圧が低くて透析の次の日に起き上がれなくなっているので、
ドライを上げようかと悩んでいます(^^;)
さて、不良中学生からのぉ〜自殺未遂からのぉ〜
高校中退からのぉ〜理容師、OL、セールスレディという山あり谷ありクロードチアリの青年期を経たオルカに
奇特な人が現れ結婚となったのが、前回までのお話でした(^^)
余談ですが、前回、大手生保会社を辞める決意をしたのは、
身体の調子が悪かったからと言いましたが、もう一つ潜在的に持っている理由として、
彼氏が出来ると、女性は社会承認欲求が下がるということがあります。
特に、オルカは、「女が出しゃばるんじゃねーよ!」という養育環境で
育ったために、男の上にたってはならない!という意識が内在していて
結婚するとなった途端に、成功モチベーションは急激にダウンして、
「貴方がいないと何も出来ない」依存体質にシフトしてしまいました(笑)
Kさんと結婚して、ご両親と一緒に住んで、気詰まりもありましたが、
とにかくKEIさんが、愛情いっぱいでオルカ中心だったので満たされていました(^^)
ある日、KEIさんの両親と揉め事があって、
私は、独身のとき住んでいた実家のそばのマンションに帰ることになりました。
帰ることになったと言うか「出て行け」と言われたんですが、この話は長くなるので
またの機会にお話します。
そんなときに、あの事件は起きました!!
調子が悪かったと言っても、「だるい、重い」っていう程度で特に病院にいくほどでもないと思っていました。
最近、どうも目が見えにくいなぁ〜と眼科に行ったら、
「これは、目の病気ではありません。内科に回すので、予約を取ってください」と言われ次週に予約をして帰りました。
ピンポン!ピンポン!ドンドンドン!!!
なかなか出てこないオルカに、何かただ事ではない様子を感じたKEIは、オルカの実家の母に鍵をあけてもらいに行きました。
ドアを開けて、KEIと母は、ぎょっとしました!!
オルカが倒れていたからです。
救急車を呼んで、オルカが気づいた時は、病院のベットでした。
血圧が200を超えていたらしく、何回も舌下剤を打たれたのが記憶に残っています。
たぶん、救急車で担ぎ込まれた後、母とkEIさんには、病気の説明があったんだろうけど
みんな気が動転していたのか、的を得た回答を得られず、
どうやら腎臓が悪いらしいというのがわかったのは、だいぶ後になってからでした。
ちなみに緊急で入院したみなとみらいの病院では、大部屋(4人)が空いておらず、
特別室という一泊なんと5万円のシャワーと応接室のある部屋に泊まらされ、
それを知った私は、病気の心配どころじゃなくなり、慌てて大部屋に異動願いを出しました(^^;)
1週間いたのだけど、結局シャワーも応接室も使わず、
毎晩付き添ってくれていたKEIに仮設ベットもかしてもらえず、
いまだに、KEIに申し訳ないことしたなぁ〜と病院の体制にいらだちを感じます。
それはともかく、私は、どうも治らない病気になったらしいのです(:;)
その時点では、信じられず、いつか必ず治るものと思っていました。
腎臓が悪くて、膠原病かもしれないから、腎生検の手術版をしてみましょうと言われ、
腎臓の組織の一部をとる手術とステロイド治療が始まりました。
今、考えるとその病院には、腎臓の専門医はおらず、
結局は、膠原病じゃなかったから、ステロイドの大量投与は避けるべきだったし、
腎生検は、手術なんかしなくて、針をさす検査だけでよかったんじゃないかと思うけれど
後の祭りなので仕方ないです(トホホ)
だから、オルカが声を大にして言いたいのは
「みなさん、病気になったときは、ちゃんとリサーチして専門医を探しましょう!!」
ということです。
オルカが一番ショックだったのは、腎臓の病気が発覚したことではなく
「妊娠は諦めて下さい」と言われたことでしたΣ(゚д゚lll)
この時、新婚でした・・・
目の前が真っ暗になりました・・・
ふらふらとKEIに抱き抱えられるように、自分のベットに戻り
KEIと両親が帰った後に、声を殺して泣きました(TT)
治らないかもしれない病気で、いづれは透析になる、そして、妊娠が出来ない・・・
私は、どうなっちゃうの?
私に生きてる意味なんてあるの?
そんな思いが浮かんだけれど、マーフィーのゴールデンルール「思考は実現化する」を
思い出して、ネガティブな思いを払拭しようとしました。
でも、こんな身体と心が不安定な状態でも、なんとか先の希望が見えたのは、
KEIが毎日仕事の帰りにお見舞いに来てくれたことが、とても大きかったと思います。
こんな身体になった私でも、捨てずに大きな愛で包んでくれたお陰で
なんとか自尊感情を取り戻すことが出来たのだと思います。
みなさん、ご存知のように、いづれKEIとは、夫婦ではなくなるわけですが、
この時うけた恩を、オルカは生涯忘れないでしょう。
ステロイド大量投与治療だったために、入院は半年に及びましたが
無事、退院することになりました。
しかし、治ったわけではないって事で、今ひとつ気持ちが晴れないまま
実家のそばのマンションに帰りました。
相変わらず、KEIは私中心でいてくれたし、不信なことは何もないのですが
病気になって、すっかり自信を失い、
「私のことなんか、いづれ捨てたくなるに決まってる」
「本当は、別れたいと思っているかも」などなど、ひがみ根性が頭の中を支配してきました。
ある日私は、なんだかわけのわからない理屈をつけて
KEIに別れを切り出しました。
つづく・・・
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