アドラーだったり、コーチングだったり、解決志向ブリーフセラピーを学んできて、ふと気づきました。
営業職時代、よい上司に巡りあった時に私は、自分の能力を引き出され、ブリーフセラピーの理論は、実証されていたんだと思いました。
まずは、部下の能力を引き出せない上司のお話をします。
部下の事をよく観察しているのはいいのですが、問題点ばかりを取り上げて、出来てないところにフォーカスしているのです。
経験豊かな上司や先輩からすると、問題点や出来ない所に目がいくのはわかるのですが、毎回そこばかりに注目し、注意ばかりしていたら、自信もなくなりやる気もなくなっていくのは当然の結果ですよね。
注意しても直らなかったりすると、挙げ句には、『心を入れ換えろ』などと言ったりします。
心はカートリッジ式ではないので、相手の人格や性格を変える事は不可能なのですが、こんな無理難題を言って、能力が引き出されるわけがありません(;´д`)
逆に、能力を引き出す上司は(上司に限らずあらゆる人間関係でも)
相手のよい点に目を向けて信じて承認しています。
コーチングでも、人間の無限の可能性を信じる事を前提としています。
解決志向ブリーフセラピーでは、コンプリメントと言って、相手のやっている事に敬意を表す、尊重する、認める事をとても大切にしています。
また、アドラーも問題志向ではなく目的志向ですよね。
ブリーフでは、問題志向じゃなく解決志向なのです。
ブリーフでいう解決志向は、問題を解決するって事ではなくて、解決像を描く、解決を構築するという事です。
お話が脱線しましたが、相手の問題点ばかり見つけても、人の能力が引き出されるわけではないと思います。
営業時代の私が能力を引き出された時には、承認欲求を満たしてくれた上司のお陰で改めて感謝したいです。
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